どぐら選手退団インタビュー｜コラム｜CAG OSAKA

2016年11月にCAGが設立して以来、約6年半、メンバーとして活動してきました。自分なりにチームを盛り上げようと様々な活動を行うのはもちろん、優秀なメンバーやスタッフの皆さんのおかげで、今ではCAGも存在感のあるチームになったかと思います。

先日、自分も「ストリートファイターリーグ」という大きな大会で優勝する事ができました。皆さんもご存知のように今年は『ストリートファイター6』の発売を控え、「カプコンカップ」の優勝賞金額も1億円以上という大きなニュースをうけ、大いに盛り上がる気配を見せています。

格闘ゲーム界が新しいステージに移るという大きなうねりを感じて、"何か新しいことをやりたい"という思いが自分の中で強くなっていきました。

今まで格闘ゲームを知らなかった、触れてこなかったユーザー層にも格闘ゲームというものを知ってもらいたい、新しい形でアプローチしたい。それができるのは今年が一番良いタイミングなのではないかと思いました。その為に、新しい環境に身を置いてみたいという思いもあり、今回チームを離れるという決断に至りました。

多すぎて語り尽くせないですね。CAG創設メンバーだったGO1選手やnazomen監督と三人で、チームが一度空中分解しそうになった時に奔走したのは今となっては思い出深いですね。
それ以外にも皆で海外大会に行ったり、学校でeスポーツについて話す機会をいただいたりと、様々な経験をさせていただきました。まだまだ未熟ですが、プロとして活動を始めた7年前に比べると、ずいぶんマシになったのではと思います。これもひとえに成長する機会をくれたチームのお陰です、感謝してもしきれません。

今まで応援とご支援をいただき、本当にありがとうございました。
TwitterのDMや、配信のコメント、もしくは直接会って応援していただくたびに励みになっています。「どぐらさんの影響で格闘ゲームを始めました、他の格ゲータイトルを買いました」と言っていただけるだけでもう感無量です。

皆さんの応援のおかげで、CAGも大きなチームになりました。

またCAGのメンバーと一緒に、ゲームファンを驚かすような面白いことを仕掛けたいですね。その時はまたご声援いただけたら幸いです。

今後もCAGとどぐらを宜しくお願いいたします。

どぐら選手とはゲームセンターで顔を合わせると会釈するぐらいの仲でした。本当に仲が良くなったのは『ストリートファイター5』が発売されてからで、そこからは一緒に海外にも行く程の仲になりました。

思い出は山ほどありますが、やはり一番は、彼がきっかけでCAGに入団できたことですね。まず初めにCAGからどぐら選手にオファーがいき、どぐら選手からチームに対して、「こんな奴がいるんですよ」と僕を紹介してもらい、CAGのメンバーになることができました。

どぐら選手には本当に心の底から感謝しています。より一層のご活躍をお祈り申し上げます！しかし、破天荒な風評被害は許しません。

どぐらさんと初めて格闘ゲームで対戦したのは『ブレイブルー クロノファンタズマ』でした。「メチャクチャ強い人がいる！」と異彩を放つどぐらさんの姿が今も印象に残っています。　どぐら選手がゲームセンターにいる時は、対戦に挑み、数多くのご指導をいただきました。

それから時が経ち、自分もプロになり、気づけばどぐらさんと同じチームに所属していました。僕自身が話すことが苦手なのを知っていたどぐらさん。様々なシーンで発言しやすいようにフォローしていただいたりと、今も大変お世話になっております。

「尊敬するプレイヤー」から「尊敬する先輩」に変わっていました。

どぐらさんがいなくなるのは寂しいですが、どぐらさんの新たな挑戦を応援しております！体調を崩さぬように健康にはお気をつけてください。ディゲンヌ！